これから目が離せない仕事のひとつ、臨床心理士!そんな臨床心理士になるための臨床心理士試験の主な審査内容や、一次試験、二次試験の試験項目など受験を考えている人必見の情報満載です。
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臨床心理士試験についての解説です。
「臨床心理士」とは、臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を取り扱う「心の専門家」のことを言います。1988年に心理臨床に関連のある16の学術団体(学会)の総意に基づき、こうした心の問題に取り組む専門家の資格認定を行うため、「日本臨床心理士資格認定協会」が設立され、「臨床心理士」の資格認定が行われるようになりました。
臨床心理士の資格を取得するためには、臨床心理士資格試験を受験しなければなりませんが、この試験には次のような受験資格が設けられています。
1.第1種指定大学院の修士課程を修了すること
2.第2種指定大学院を修了してから1年以上の心理臨床経験を積むこと
指定大学院とは財団法人日本臨床心理士資格認定協議会が定めた基準を満たし、協議会の審査によって指定された大学院のことで、指定大学院での学習課題は臨床心理士の職域に直接対応しており、それがそのまま試験内容に反映されるかたちとなっています。
臨床心理士の試験は毎年秋に1回実施されます。試験の審査内容は、臨床心理士としての職務を行うのに必要な臨床心理面接、臨床心理査定、臨床心理的地域援助及びそれらの研究調査等に関する基礎的知識及び技能についてです。
臨床心理士試験は一次試験として筆記試験、二次試験として口述面接試験が行われます。筆記試験は100問の設問と、定められた字数の範囲内で論述する小論文の2種類の試験からなります。そして、一次試験の成績が一定の水準に達している人に対してのみ、二次試験が実施される仕組みになっています。
臨床心理士の資格試験は財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する資格ですが、平成8年度に資格審査規定の改正が行われました。この改定に伴い、日本臨床心理士資格認定協会の指定を受けた大学院修士課程(博士前期課程)の修了が臨床心理士資格試験を受験するには必須となりました。
臨床心理士には、心の専門家としての一定水準以上の基本的な知識と技能を有することが強く求められていることが臨床心理士大学院指定制の背景として挙げられます。また臨床心理士の教育・訓練システムの整備を図ることといった目的もあるようです。
文部科学省の全面的にこの指定制度を支援しており、現在では学部における臨床心理学科、大学院における臨床心理学専攻の新設認可など、臨床心理士(高度専門職業人)養成のための専門修士課程大学院が関係機関の努力によってますます充実してきています。
日本臨床心理士資格認定協会によって指定された臨床心理士指定大学院は、その担当教員の編成や実習設備の充実度によって第1種と第2種に区分されており、原則として大学院研究科の専攻・課程の名称が「臨床心理学」であることや、臨床心理学を体系的に学ぶための人材とカリキュラムがあり、実習設備が整っている点などが大学院指定のポイントとして挙げられます。
実務経験がなくても第1種指定大学院を修了すると臨床心理士試験の受験資格が与えられますが、第2種指定大学院の場合は修了後に実務経験を一年以上積むことが必須とされています。そのため、第1種指定大学院に受験者が集まり入学試験が難しくなる傾向があります。
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